2013年2月16日土曜日

隕石の話


ロシア中部で隕石とみられる物体が落下、というニュースを昨日やっていました。

私は早速、動画サイトで関連映像を見ました。大気との摩擦で火球となったそれは迫力があります。定点観測カメラの上空を通り過ぎる瞬間、ビルや車のおとす影が真っ黒に見えるまでに強烈な光です。あんなにも輝きながら飛行するものなのかと驚きました。また音速をはるかに超える速度で飛んでいますから大気のある地上では甚大な衝撃波が発生します。爆圧によってドアや窓ガラスが破損する瞬間の映像もありました。

映像のほとんどは車に搭載されたドライブレコーダーのものでした。勿論、これは交通事故の記録用ですが、このような突発的な自然現象を捉えることにも役に立っている様子です。今は解像度も音質も優れているのでとても見やすい。


まじまじと動画を見ていて感じました。自分が遭遇したら「恐怖」という感情は数秒、或いは数分遅れてやってくる気がします。輝き、天を切り裂いてゆく隕石が視界にある間は思考が停止してしまうと思います。

私は流れ星くらいなら夜空を眺めていて目にしたことはあります。スーっと光の粒が闇夜を滑って消えてゆく…。すぐに周りの瞬く星ぼしにその余韻をかき消されてしまうほどに静かなものです。

しかし実際にはあの迫力で大気圏に突っ込んできているのかと、今回の件では想像を逞しくさせられました。また流れ星を見る機会があれば様々な意味で新鮮に映りそうです。


本当は初投稿に別の話題を書く予定だったのですが、ニュースが飛び込んできたのでこの話になりました。今回は銀座校講師、馬場俊光(ばばとしみつ)が担当させて頂きました。

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