2014年9月21日日曜日

鑑賞リポート


こんばんは。
お久しぶりです。
宇都宮校講師渡辺です。

ブログの更新を楽しみにしてくださって、最近更新ないけどどうしたの?と気にかけてくださりありがとうございます。

先日、二つの展示を鑑賞してきました。

まず一つ目は
表参道のHBギャラリーでの銀座校日笠講師の個展【日笠隼人個展 世界旅行】(9/12(金)〜17(水))です。


世界の国々を紹介する実際のパンフレットに使われた原画展でした。
軽快なリズムで楽しくなる作品でした。


特に「サンフランシスコ」が思い入れのある北海道函館市にある八幡坂を思い出し魅入ってしまいました。

HBギャラリーのHPに記事が掲載されています。




二つ目は、丸の内の三菱一号館美術館で開催された【ヴァロットン展】(6/14(土)〜9/23(火))です。
好きな画家の1人です。



どれがほんとのヴァロットンなんだろう…と思ってしまうほど多様な画風。






こんなに色々な作風の画家を久しぶりに観たような気がしました。

本来は肖像画家のはずですが…

[器用貧乏]という言葉が浮かんでしまいました。

絵にも表れていますが、
嫁、義母、連れ子達を恐れながら描き続けた人生…
憐れに思ってしまいました。
ですが苦悩の中でこそ描けた作品なのだろうなと思いました。


この作品なんかまさに不満や憎しみが現れており、赤子(連れ子?)が全く可愛らしく描かれておらず、女性(ヴァロットン妻?)がいじめているかのように見え大変恐ろしく感じました。
作品の多くが緑と赤の激しい補色配色なのはただの好みなのかそれとも妻一族への密かな反抗なのか…。

ヴァロットン展、23日まで開催しています。


最後に、まだ私は観に行ってないのですが気になる展示のお知らせです。
生きた金魚を使ったアート作品。
幻想的で素敵な展示のようです。
日本橋の日本橋三井ホール【アートアクアリウム展】。
23日まで開催しています。
行けるといいなぁ。







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